スタジオ移転のお知らせ。

こんにちは。今日はスタジオ移転のお知らせです。

今までヨガスタジオ2号、3号オープンは度々あったのですが、今回の移転はDarmRaj Mandir前の本校を含め、新拠点に集約することになりました。

従いまして2020年8月13日の記事「ヨガスタジオ移転のお知らせ」でお知らせしましたSent Sewa Ashram 前のスクールは月初に閉鎖いたしました。


この度移転しました場所はTariyal Guest Houseで、元本校からすぐのところにあります。この辺りでは目印的存在のLITTLE BUDDHA CAFE が二階にあります。





上の写真の黄色で囲ったところが元本校のスクールです。黄緑で囲ってあるシヴァ神の写真が現在移転した新スクールです。



今はロックダウンのために改修工事は何もできない状態ですが、以前スワミ・プラカーシュ先生が借りていた場所だったので、そのままヨガスタジオとして使えるので大変ありがたい。


扉をあけて10メートル通路を直進すると、ヨガスクールのオフィス兼 宿のレセプションがあります。机の後ろの通路には客室が4部屋あり、内2部屋はガンジス河を見渡せます。

ヨガの受講生のほか、一般のツーリストも宿泊できます。道路側の扉を開けっぱなしにしていると、鉄のチェーンを乗り越えて食べ物を探しに牛が侵入していることがあるので、追い払うのが一苦労ですね。





ガンガービューのお部屋をひとつ紹介します。ガンガー沿いの方角は全面ガラス窓で自然光が良く入るので電気をつけなくてもこの明るさです。全室停電時でも非常用照明がつきますので快適に過ごせます。カーテンが少し短い?^^;



部屋の入り口の扉もガラスです。扉の後ろにもう一つ網戸の扉があるので猿が部屋に入ってくる心配はありません。メイン道路にありながらも、車の音もあまり入ってこないので静かです。


バルコニーからの夕暮れ時の眺め。



壁紙の右側はスワミ・プラカーシュ先生


レセプションからワンフロア下へ降りると、ヨガスタジオがあり、前に使用されていた先生のクラス写真などが壁に貼ったままで以前のエネルギーがのこっています。ロックダウンが解除されれば、壁は木材を使ってシンプルで落ち着く空間を作る予定。


スタジオ外のバルコニーではちょっとした観葉植物も。


左隅は私たちが設置した神棚。壁紙の写真と合わさりちょっとコテコテ。


 プラカーシュ先生はこのスタジオをチェックアウトしたあと、ゴアに向かったとか、ラーマジュラでスクールを建てた、オレンジの修行僧の服を着るのを辞めて半パンのジーンズで放浪しているなど噂はありますが、最新の情報ではジャングルで修行をしていると聞きました。

以前から「僕は人間から生まれたんじゃない。ヒマラヤから生まれた。」と言っているぐらいなので、山奥が心のふるさとなんでしょうね。バストリカを日課によく練習されていたので、小柄なのに扇風機の強ボタンを押した時のような強風が口からでる数少ない先生でした。今度お会いできることがあれば、日本から持ってきた肺活量計があるので試してもらいたいです。



アシュタンガヨガの壁紙


ハタヨガと解剖学の壁紙


 去年からの長引くロックダウンと解除の繰り返しで、ヨガスクールが激減し、今回は空きが出てきたところで環境の良いところへ引っ越しができました。元本校は、猿が屋根で大暴れして屋根ごと猿が落下して15匹近く侵入してきたり、雨水で壁が腐食したり、建物全体が雨季はカビ臭くなることもありました。

健康に悪いだろうと知っていながらも、他にロケーションの良いところで空きスタジオがないので、できるだけのメンテナンスをしながら運営してきたのですが、修繕できる業者さんを見つけるのも一苦労だったんです。今回の引っ越しは、ロックダウン中ということもあり運搬用の車を調達できなかったので、野菜屋さんにお願いして台車で運んで、いつもの倍以上の力が必要だったのですが、住環境の改善のための最もポジティブな移転になりました。

今はゲストハウスに滞在しているインド人の少数クラスや、オンラインのヨガクラスを開講しています。一日も早くコロナを封じ込めて、安心して渡航できるインドを実現してほしいですね。