現在流通しないインドの旧紙幣にご注意

はじめまして。
北インドのウッタラカンド州にあるヨガの名所、リシケシュという町から情報発信することになりました。

正式には、

Swami Vivekananda Yoga and Meditation Foundation 

という称号で登録している政府認可のヨーガスクールです。

海外から訪れる方からにも支持され、体験者による推薦の声をいただき、今日まで世界中の多くの方にお越しいただきました。

地元のインド人たちへヨーガの教えを伝え、よりよい人生のステップを築き、インドの国力アップに微力ながらも貢献することが私たちメンバーの目標のひとつです。

今後、当ヨーガスクールやリシケシュ・インドの情報を発信していきます。
どうぞ宜しくお願いします。

本日の投稿は、インドを旅行する外国人へ注意してほしい旧紙幣についてです。

2016年の11月にモディ首相による声明のもと旧500ルピー、1,000ルピー札が一夜にして使えなくなりました。 旧札は銀行、ATMに入金することを条件に新札と交換することになりましたが、期限までに銀行に預けられなかった旧札が今も闇市場に眠ったままで、こっそりババ抜きのように外国人に回ってしまうことがあるようです。

つい先日は、日本人女性がデリーで旧1000ルピー札をつかまされ、その後リシケシュへの移動のバスで運賃の支払いを拒否され、結果無料で乗車させてもらえたようですが、被害に遭ったようです。

インドに住む私たちでもはっきりと把握できないほど小額紙幣の新デザインが増えてきましたが、特に500ルピー以上の高額紙幣に気をつけてください。

現在、私の知る限りでは旧1,000ルピー札のあと新1,000ルピー札は流通していませんので、1000ルピー札を受け取らされそうになったら拒否してください。

また、2000ルピー札は以前はなかった紙幣で、現在ピンク紫の2000ルピー札は流通しています。新500ルピー札は下の画像のデザインです。旧500ルピー札も受け取り拒否してください。


その他、5、10、20、50、100ルピー札についてはひどく損傷していたり、破れていない限りは旧紙幣も新紙幣も流通していますので、安心して使用してください。

下記のリンクはReserve Bank of India(インド中央銀行)の新デザインの情報が載っています。インド渡航前に是非通貨情報についてもチェックしてみてください。

https://rbi.org.in/Scripts/BS_ViewCurrencypressrelease.aspx