年度末のハワンの動画

 


今年も残り数十時間となりました。
本年も当ブログ訪問と御来校誠にありがとうございました。

動画は無事に年度末のTTCが終了し、ハワンをしていたものです。祭祀者として取り仕切っていただいたのは、ディーパク・パンディット先生です。ヨガの先生としても1年以上私たちのスタジオで指導され、現在はお隣のSantSewa アシュラムをメインにヨガクラスも指導されています。シャトカルマも上級レベルで、バンスリーやマントラの響きも大ファンなのですが、とても努力家で去年の真冬は夜空の下で108日連続一人で護摩焚きをされていました。何か願掛けがあるわけでもなく、ただ神様に心をフォーカスするための目的だったようです。ラクシュマンジュラの夜の冷風に打たれながら厳しい修行だったのを遠目で見ていたのですが、108日達成したあと、おめでたい記念に乳粥を作っていただき皆でご馳走になりました。

苦行と乳粥と聞けば、お釈迦様にスジャータが乳粥を捧げた場面を連想する方が多いのではないでしょうか。自分は苦行せず乳粥をご馳走になっただけの身でありながら、ディーパク先生が自ら乳粥を振舞うまでの経緯に感心したのでした。一人で苦行をして、一人で台所で乳粥を作って皆に配って完結する…こういうスタイルもイケてますよね。

「自分も人様に乳粥を振舞えるほどの苦行を頑張ってみたら?」と自分に問いかけて今年はインド占星術を再度勉強し始めました。以前独学で勉強をしていたところ意味不明なことが積もって本を閉じたままになっていました。現在は先生から学び始め、以前分からなかったことが少しわかるようになると嬉しく、客観的な発見もありました。他の方にも推薦したい生涯学習だと思います。

私にとってこの一年は、占星術の学習を再開したこと以外に、部屋の引っ越しと、子供が就学した年でもあり、生活環境が変わった年でした。他に特筆すべきは…2019年に修理に出していたパソコンが返ってきたことです!

「日本製のパソコンだから、デリーから部品を取り寄せないといけないので時間がかかる」とのことで、なかなか修理屋さんから返してもらえず、警察に相談した時はお店に特殊な施錠をかけてもらって対処してもらったのですが、ほぼ閉店状態だったのであまり効果がなく、最終手段として裁判をしてやっと戻ってきたのですが、開けてみるとプライベートな結婚式の写真などが3000枚ぐらい入っていて、パスワードも変更されていて私物化されていました(;へ;)

インドで色々経験した中でも"手強い相手ベスト6位"ぐらいに入る人でした。大変時間と労力を費やしてしまった…けれども、来年はこんなことに時間を費やさないよう、自分がなりたい姿に近づけるよう集中したいと思います。

皆さまも心・健康を大切に来年も良いお年をお迎えください。