小学校にて共和国記念日のスピーチ。


2023年1月26日、本日はインド共和国記念日で、リシケシュのサラスワティ・シシュ・マンディル小学校に招かれ当ヨーガスクール代表モーハン・チャンドラが講話を行った動画です。

こちらの学校は日本の方にもよく知られているインド占星術スクールの母体であるBhartiya Vidya Bhawan(バールティーヤ・ヴィッデャー・バワン)という大規模な教育機関の傘下の元、インド各地で運営されています。モディ首相やドラウパディ・ムルム大統領もこのスクールの卒業生だそうです。

この、バールティーヤ・ヴィッデャー・バワンを傘下に置くのがラーシュトリーヤ スエムセーワク サンガ(通称RSS / राष्ट्रीय स्वयंसेवक संघ )というインド人民党の親組織で、世界最大規模の活動団体とみられます。ここから多数の哲学、慈善団体、クラブを設立した多くの関連組織が生まれ第二次世界大戦後急速に発展しました。

このスクールでは学校の生活に馴染めない子供、また勉学にやる気のない子供であっても、個々の子供の能力を引き出す訓練を受けた経験豊かな先生方達がいます。

学問の習得だけに偏ってしまうと人間としては未熟なままであり、4つの人生の目的とされるプルシャ・アルタ(ダルマ、アルタ、カーマ、モークシャ)を学びハートを豊かにして他者に奉仕する精神を学ぶことを重要視します。

上級生が年少の生徒をトイレに連れていったり、お弁当を食べるのを手伝ってあげる様子など自発的にお世話をしている姿を見、本当の兄弟かと思うほどで皆優しくしっかりしていて感心します。

このスクールは営利目的ではなく学費も一カ月500ルピーで沢山のことを学ばせてもらえて、とってもリーズナブルなのですが、足りないものは政府からの資金援助や富裕層の寄付で成り立っているそうです。

現在はある成功したインド人の寄付により当小学校内で空きスペースを改築し、2歳半から3歳半の子供が学ぶための教室を準備しているそうです。現在入学願書受付開始しています。